JUGEMテーマ:京都

 

京都木屋町にある料理旅館「幾松」は、幕末ファンなら皆さんご存知「桂小五郎・幾松」のロマンスの舞台です。

この界隈には幕末ゆかりの地も多く、私は何度もこの前を通ったのですが、しかし、表通りに出されているお料理の案内を見ると、とてもじゃないけどお気軽に入れるお店ではありません。

いつもチラッと覗き込むだけで通り過ぎていました。

 

でもでも・・いつかは中に入ってみたい・・

そう思いながら早や10年(笑)

 

先日、ネットの友人4人を誘って、ようやく念願の「幾松」へ行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

二つの門をくぐって細長い通路を進むと、その奥に玄関がありました。

京都らしい風情が漂う、木造2階建ての建物です。

 

お店の方が出迎えて下さったのですが、私たちがパチリパチリと写真を撮りまくっていたので、気を利かせて後ろに下がって下さいました(笑)

マニアックなお客さんで、ごめんなさいね<m(__)m>

 

それにしても、玄関に塔?甲冑?エトセトラ・・

このお店も私たち以上にマニアックなようです(笑)

 

玄関から一歩入ると、鯉が泳ぐ池がありました。

滝もあり、灯篭もあって、なかなか趣向を凝らした設えです。

 

ひとまずお食事の部屋に通されたのですが、お食事の前にまずは見学。

案内の方について、奥にある「幾松の部屋」に行きました。

 

幾松は若狭小浜藩士の娘として生まれましたが、父が藩内の事件に巻き込まれて出奔したため8歳の時に京都に来ました。

その後養女となり、14歳で三本木「吉田屋」から舞妓に出ました。

美しく利発で芸事にも秀でて、二代目「幾松」を襲名して有名な芸妓へと成長しました。

 

桂小五郎とのロマンスは文久のころからと伝えられ、幾松を贔屓にしていた山科の富豪と取り合ったというエピソードも伝わります。

禁門の変以降、長州藩は朝敵となり、命を狙われる身となった桂を、幾松は命がけで助けました。

そして明治維新後2人は身分差を乗り越えて結婚。

東京で暮らしましたが、桂(当時は木戸と改名)亡きあと幾松(木戸松子)はここに戻って余生を送りました。

 

 

 

部屋の横には鴨川が流れています。

当時は鬱蒼と木が茂っていて、追われる身の桂にとって逃げるのに都合の良い場所だったそうです。

乞食の姿になって隠れ潜んでいる桂に、幾松が握り飯を運んだという二条大橋は、この左手の方にあります。

 

これが有名な「吊り天井」です。

この上には大きな石が置かれ、万が一の時には天井が敵の頭上に落ちる仕掛けがしてありました。

 

その紐はこの戸袋の中にあったとか・・

ただし、現在はその必要もないので、普通の天井になっているそうです。

 

 

そしてこれが新選組に押し入られた時に、桂を隠したという長持。

幾松はこの前に座り、毅然とした態度で知らぬ存ぜぬを通したそうです。

新選組の近藤勇は、この中に桂が隠れていることを確信しながらも、幾松の気丈さに負け、引き上げたといいます。

いや近藤は負けたのではなく、きっと幾松の桂に対する思いの深さに心を動かされたのでしょうね。

 

 

床の間には達筆の掛け軸が・・

 

部屋の後方にも達筆の屏風がずらり・・

 

いずれも「松菊」と書かれていますが、これは桂の雅号なのだそうです。

 

 

 

部屋に飾ってあった桂小五郎の写真。何度見ても男前ですね。

 

そして幾松の肖像画。知性が漂う美女ですね。

 

やっぱり美男美女は絵になりますね〜

幕末のロマンスは今も、そしてこれからも語り継がれる事でしょうね。

 

 

さて見学の後、お食事を頂きました。

それは次回の記事で・・・

 

 

 

 

 

 

 

  • 2017.07.18 Tuesday
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Comment
美男美女で、目の保養ができてよかったです!
  • シネマ大好き娘
  • 2016/10/28 04:11
シネマさんのロマンスも、後の世に語り継がれますよ。
美男美女だから・・(^^♪
  • めりい
  • 2016/10/28 09:56
めりいさん、「幾松」レポート出来上がりましたね!

この時の説明、動画を撮るのに精一杯で、あまり覚えていませんでした。
めりいさんの解説を読んでなるほど〜と思っています(^_^;)
動画はDVDに入れたのですが、まだすべて観ていないので、またゆっくりと解説を聞いてみます。

明日から高野山に行って来ます!
  • しずか
  • 2016/10/28 12:31
あっ、あの〜「幕末ファンなら皆さんご存知・・」、私ーぃ、知りませんでした。まあ、幕末ファンと違うことにして、ええか(汗);

勉強になりました。 でー、気になるな〜、次回ですか。 

過日祇園を歩きました。 お昼時、私の現役時代にもあったのかな? あのお値段であの料亭で。それにしてもお平日の昼、あの大勢の人人。なんか半分が外国からの観光客に思えました。何人かは和服を外国人らしく着て闊歩。
  • Kenny
  • 2016/10/28 21:45
あの幾松さんをお訪ねになられたんですね!すごいです!!
中の様子は旅行のガイドブックでしか見た事ないので(笑)とても勉強になります♪

吊り天井…
近藤さん、(多分)使われなくてよかったね(^^A)

なんとなくですが、近藤さんは女性に優しい(弱い?)イメージがあります(笑)

次はお料理ですか!どんなお料理が出てくるのか楽しみです♪
隣の大広間では舞妓と芸子を挙げての昼食会でした!
舞妓と芸子の見事な横笛には吃驚しましたね!
しずかさん。
幾松で聞いた説明は、9割忘れました(笑)
なので、後は幾松のHPとwikiと私の独断を取り混ぜて記事を書きました。

高野山は今、紅葉のピークだそうですね。
日曜日はお天気になるそうなので、さぞかし綺麗な紅葉の写真が撮れることでしょう。
楽しんで来てくださいね。
  • めりい
  • 2016/10/29 19:58
kennyさん。
最近京都は外国人観光客が多くて、なかなか宿泊もとれないそうですね。
今までは冬になると京都観光も少なくなると言われていたけれど、今は年がら年中混み合っています。

>和服を外国人らしく着て闊歩
日本人は和服を着なくなって、逆に外国人が和服を着るようになりました(笑)
また舞妓さんもよく見かけますね。

私たちも日本文化を大切にしないといけませんね。
  • めりい
  • 2016/10/29 20:10
一乃さん。
はい、あの幾松さんに行ってきました。
清水の舞台から飛び降りる覚悟で、思い切って・・(笑)

>近藤さんは女性に優しい(弱い?)イメージがあります
そうなんです。私もそう思います。

この時踏み込んだのが鬼の副長・土方さんなら、どうなっていたのだろうかと記事に書きかけたのですが、記事が長くなるのでカットしました(笑)
  • めりい
  • 2016/10/29 20:18
四方さん。
隣の部屋からの音曲は聞こえていましたが、舞妓さんや芸妓さんが来られているとは知りませんでした。
昼間から、豪勢な宴会ですね。
最近、京都の街で見かける舞妓さんは偽が多いので、本物の舞妓さんを見てみたかったです。
  • めりい
  • 2016/10/29 20:22
10年も関係が続いているのですか、しらべて見ると「功名が辻」ですね、すごいですね。
私は大河ドラマは新撰組からあまり見なくなりました。真田丸も録画だけしてあまり見てません。
2日かかってDVDに移しました。レコーダーの録画時間がなくなってきたから、何でかというと、孫のドラエモンを録画しているからです。
  • そば打ちおじさん
  • 2016/10/31 00:01
そば打ちおじさん。
私もいろんな番組の録画をしていますが、いつの間にややら一杯たまっていますね。
それをDVDに落としても、またDVDが一杯たまっていきます(笑)

>孫のドラエモンを録画
これなら喜んで見てもらえるので、いいですね。
  • めりい
  • 2016/10/31 10:29





   

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