JUGEMテーマ:京都

 

 

建仁寺は建仁2年(1202)栄西禅師が開山した臨済宗建仁寺派の大本山です。

1202年と言えば鎌倉時代。
時の将軍・源頼家が開基となり、寺域が寄進されました。

 

建仁寺勅使門

この門は、元は平重盛の六波羅邸の門であったとか、または平教盛の館の門であったという説があります。

いやはや、それだけでも十分に歴史を感じますね。

 

 

 

 

山門

 

 

 

この奥には栄西のお墓があるそうですが、非公開となっています。

私が日本史を習った〇十年前には、「栄西」と書いて「えいさい」と読みました。

でも建仁寺で見たビデオでは「ようさい」と説明されていました。

「ようさい」の方が正しいのかも。

 

 

 

では「本坊」から入ります。

 

 

まずは「本坊」で、建仁寺に関するビデオをじっくり見て知識を仕入れました。

そして目的の「方丈」へ

 

そこには海北友松の「雲龍図襖」があります。

 

 

 

海北友松の雲龍図は、元はこのように建仁寺の方丈「礼の間」の襖絵でした。

しかし1934年、室戸台風で建仁寺の方丈は倒壊・・

海北友松の襖絵は、たまたま他の用件で襖がはずされていたため奇跡的に助かりました。

 

今後同じようなことが起こって貴重な文化財を消失させてはならないということで、京都国立博物館へ寄託されました。

それが先ほど見て来た掛け軸となった「雲龍図」です。

やっぱり本物は、博物館で保存して頂くのが安心ですね。

 

なので、この襖絵は複製の雲龍図ですが、でも迫力があります。

この部屋に立っていたら、二匹の龍に睨まれて身のすくむ思いをします(笑)

 

 

他にも、複製された海北友松の襖絵が沢山ありました。

 

仏間・室中には「竹林七賢図」

 

 

 

 

檀那の間には「山水図襖」

 

 

衣鉢の間には「琴棋書画図襖」

 

 

そして裏側の部屋には「花鳥図襖」

 

複製であっても、襖絵として見る方がダイナミックですね。

しかも写真OKというのが嬉しい(^O^)/

 

ちなみにこれらの襖絵は、キヤノンの大型コピー機のようなもので「高精細複製品」が作られ、建仁寺に寄贈されたものです。

ビデオで襖絵がコピーされる瞬間が紹介されていましたが、これはすごい!(拍手)

日本の技術力は日々進歩していますヽ(^。^)ノ

 

 

 

海北友松の襖絵は見終わったので、次は建仁寺全体を見て回りました。

 

方丈

方丈は、広島の安国寺にあったものを慶長4年(1599)安国寺恵瓊が建仁寺に移築したそうです。

その後、先ほども書いたように台風で倒壊したのですが、1940年に創建当初の姿に復旧されました。

仏間には東福門院が寄進した十一面観音座像が安置されています。

 

 

方丈の前庭「大雄苑(だいおうえん)」

このお庭は、中国の百丈山の眺めを模した枯山水庭園ですが、私が興味を持ったのは・・

 

その片隅にある七重の塔

織田有楽斎が、兄である信長追善のために建てたとか

(先ほどのビデオで説明されていました)

 

 

 

方丈から下に降りて行くと・・

 

秀吉ゆかりの茶室・東洋坊

 

秀吉遺愛の「烏帽子石」

 

そして安国寺恵瓊の首塚もありました。

 

 

 

 

お庭は「大雄苑」の他にもあります。

「潮音庭」

 

 

そして現在版のお庭「〇△□の庭」

△部分は、写真に納まりませんでした(^-^;

 

 

 

建仁寺といえば、やっぱりこれでしょ

「風神雷神図」

やはりこれも複製で、本物は京都国立博物館にあります。

 

 

 

 

そして渡り廊下を渡って法堂へ

(法堂の写真は近すぎて撮れなかったので、これは外に出てから撮ったものです)

 

 

法堂の天井には、建仁寺創建800年を記念して製作された天井画「双龍図」(小泉淳作氏)があります。

 

 

これです!

海北友松に負けず劣らず、素晴らしい作品ですね。

ビデオで製作過程を見て初めて知ったのですが、こういった天井画は、いくつかのパートに分けて描かれ、天井に貼り付けられるそうです。

ミケランジェロの時代のように、直接天井に描くなんてあり得ないですよね(^^♪

ただ私は、一枚の画紙に描かれていると思ってました。

 

 

あと、まだまだ建仁寺の見どころはありますが、記事が長くなるのでこの辺で終わりにします<m(__)m>

 

 

 

 

 

 

 

  • 2017.10.17 Tuesday
  • -
  • 21:28
  • -
  • -
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Comment
こちらの庭園が大好きなので、今まで何度か足を運んでいます。

栄西のお墓は非公開なのですね。
特別公開はないのかな?

名前の読み方は、一通りだけなく、何通りかあるということで良いのではないでしょうか。
「えいさい」でも「ようさい」でも正解かと思います。&#128516;
  • しずか
  • 2017/05/23 23:02
なんかわからないけど、写真OKでよかったですね〜
  • シネマ大好き娘
  • 2017/05/24 00:55
老生もこの建仁寺は大好きなので5回以上拝観・見学
しています。綾部の文化財を守る会でも40名以上で日帰りバス旅行で拝観しています。
  • willy_tsuguo_shikata
  • 2017/05/24 05:20
しずかさん。
名前の読みは、確かにいろいろありますね。
文字は伝えられても、音声は伝わらないので、どのように読まれていたのか、後世の者には分かりませんね。

栄西のお墓の公開。
あるのかも知れませんね。
また気を付けて情報をキャッチするようにします。
  • めりい
  • 2017/05/24 20:47
シネマさん。
チケットを買って入るときに、写真は自由に撮ってくださいと言ってもらえました。
太っ腹なお寺です(^^♪
  • めりい
  • 2017/05/24 20:48
四方さん
>建仁寺は大好きなので5回以上拝観
うわ〜スゴイですね。

私も何回かは来ましたが、法堂に天井画が描かれてからは初めて来ました。
海北友松の襖絵も初めて見ました。

何年かの間に、いろいろと変わるものですね。
  • めりい
  • 2017/05/24 20:51
建仁寺ですか、素晴らしいとしか言葉が出てこないです。これらの襖絵は、キヤノンの、「高精細複製品云々」、こんな事が出来る。本物と全く(かどうかは知らないけれど)同じ物が作れるんですよね。だから写真も撮れる。いい体験をされました。都ですな〜。

野洲の銅鐸博物館の日本最大の銅鐸もレプリカですが、知ったのは5年ほど前でした。これも素晴らしい技術ですが、物がプラスチックと聞いた時はショックでした。後に本物を見ていますが差は分からずでした。
  • Kenny
  • 2017/05/26 13:53
kennyさん。
襖絵を複製する様子をビデオで見たのですが、まさに「コピー」ですね(◎_◎;)
機械からドンドン出てくるのですよ。

銅鐸のレプリカも同じように簡単に作れるのでしょうね。

技術が進んだお陰で、身近に芸術に親しみ、写真も撮れるのですね。

ありがたいです。
  • めりい
  • 2017/05/26 14:40
自分も「えいさい」で覚えました。
読み方は色々なんですね〜。

仏間の床、ぴっかぴかですね。襖絵が写りこむほどなんて、お掃除が大変そうです(^^A)

本物は博物館へ…
最近は仏像でさえも盗まれる世の中ですから、
そうした方がいいはず…ではあるのですが、

元元あった場所で本物を見たいという気持ちも
ちょっとはあったり(^^A)

あと心配なのは、その博物館や美術館に何かが起きたら、そこに寄託された全ての作品が大変なことになるのでは??とも思います。

海北友松の「雲龍図襖」…やっぱり口を閉じている方の龍が好きです(^皿^)!
一乃さん。
博物館にある、本物ではあるが掛け軸となった「雲龍図」と、複製品ではあるけれど本来の襖絵に描かれた「雲龍図」と比較して、わたしは後者に軍配を挙げました(笑)
今の時代、コピーの技術がスゴイです。

>その博物館や美術館に何かが起きたら・・(◎_◎;)

そうだ!
それをテーマに映画が作れそうですね。
「図書館戦争」みたいに「博物館戦争」なんて、いかが?
  • めりい
  • 2017/05/28 15:56





   

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