2013年3月20日、滋賀県主催の「近江歴史探訪 観音寺城を探索する」に参加しました。
観音寺城は、戦国時代に近江守護佐々木六角氏が居城とした山城です。
標高432mの繖山(きぬがさやま)の山頂から南麓にかけて廓が広がる大城郭で、中世五大山城の一つに数えられています。
集合場所は東近江市五個荘にある「ぷらざ三方よし」
このようなコースは人気があるのですね。100人近い人が参加されていました。
五個荘の町中を少し歩いて、結神社から観音正寺参道に入りました。
人数が多いので、先頭を歩いている人から順に3班に分かれました。
私は3班。しかもその最後尾(笑)
写真を撮っていると、つい遅くなってしまいます・・・と言い訳をしておきます(笑)
それにしても、登り道はかなり辛い・・しんどい・・来るんじゃなかった・・と思ったその時!!
石垣が見えて来ました。
ここは六角氏の被官・布施氏の屋敷跡と言われています。
三方が石垣で囲まれ北辺が土塁となっている古い形態の屋敷跡です。
伝布施淡路丸
尾根づたい沿って多くの被官屋敷があったようで、伝伊庭丸、伝馬場丸、伝三井丸、伝馬淵丸、伝三国丸などが続きます。
伝三国丸の石垣
一番高い所まで登ってきたようで、ここでUターンして一気に下ります。
そして山の中腹にある西国札所・観音正寺でお昼休憩をしました。
お昼は前もって注文したお弁当。お茶付きで500円。
あっ!写真を撮り忘れました(T_T)
午後は城の中核部分とされる本丸跡に向かいました。
観音正寺から谷をへだてた向かい側にあります。
江戸時代の古地図に「本城」と記されていることから、ここが本丸であったのではないかとされています。
伝本丸
伝本丸には大石段があります。往時は大手道だったのでしょうか。
伝平井丸虎口
六角氏の被官・平井氏の屋敷入口です。城内で最も巨大な石を用いています。
平井氏屋敷跡
伝落合氏屋敷跡
そして石垣に沿って歩くと伝池田丸がありました。
伝池田丸から二段下がった廓には、通称大石垣と呼ばれる高石垣があります。
これは城内でも有数の立派な石垣だそうです。
道が狭いので、石垣にへばりつくように歩きます。
近すぎて、石垣の全貌が撮せない(T_T)
そして帰り道、伝目賀田丸に寄りました。
ここには井戸跡もありました。
実は人数が多すぎて説明が聞こえないし、また知識もないので理解できないという事が多々ありました。(T_T)
山城について、もっと勉強をしなければいけませんね
反省〜(^_^;)
観音正寺については、後日記事を書きます。